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相続登記が完了するまでの時間はどのくらい?

query_builder 2024/02/01
コラム
43
相続の手続きが完了するまでに、どのくらい時間が必要かご存じですか?
すぐに変更の手続きをする必要がありますが、事前に余裕を持って書類の準備を行いたいですよね。
そこで今回は、相続登記が完了するまでの時間についてまとめました。
▼手続きにかかる期間
相続に関する不動産の所有者変更は法務局に申請する必要があり、およそ1週間ほどで手続きが完了します。
ただし、時期によっては約2週間かかる場合もあるため、手続きが必要と分かった場合は速やかに書類を準備しましょう。
▼手続きまでの準備
相続登記を法務局に提出するまでの準備には、多くの時間をが必要です。
その理由は、相続登記に必要な書類が戸籍標本や住民票など、多くの公的書類が必要になるためです。
戸籍に関する書類は本籍を管轄している役所から取り寄せる必要があり、郵送などのやりとりも発生するため時間がかかると言われています。
また、相続登記とあわせて遺産分割協議も行われる場合が多いため、話し合いに時間がかかることも少なくありません。
相続登記のパターン
遺産分割協議による場合
相続登記の中で、最も多いパターンが遺産分割協議になります。
これは相続人が全員で協議を行い、遺産の分配を自由に決めることができるという特徴があります。
司法書士に依頼する場合は、司法書士が作成した書類に相続人全員が実印を押すことで手続き完了となります。
しかし、相続人同士が遠方に住んでいて郵送でのやり取りが発生すると、書類のやり取りに1ヶ月以上かかることも多いです。
■法定相続による場合
遺産分割協議を行わずに、それぞれの相続人が法定相続分に従って名義変更を行うことができます。
遺言による場合
亡くなった被相続人が遺言を残していた場合は、遺言書を添付することで相続登記が行えます。
▼まとめ
相続登記の申請が下りるまでは、約1週間かかると言われています。
また、必要な書類を用意するのに遺産分割協議が行われる場合は、協議だけで1ヶ月かかる可能性があります。
所有権の変更は事前に行っておくと、後にトラブルを起こさなくて済みます。
「書類の準備や申請が不安」という方は、行政書士に依頼してみましょう。

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