Blog&column
ブログ・コラム

相続と遺贈の違いとは?

query_builder 2023/10/15
コラム
36
相続と遺贈は、どちらも財産を譲るという点では同じ意味です。
しかし両者には細かな違いがあり、遺言でどちらが書かれているかで意味が大きく異なってきます。
相続と遺贈の違いとは、どのようなところでしょうか。
相続と遺贈
相続とは
相続は、亡くなった人物が所有していた財産のすべてを相続人に引き継ぐことです。
財産を引き継ぐ相続人は法律で定められており、相続人自身の意思とは関係なしに財産を引き継ぐことになります。
■遺贈とは
遺贈は、遺言書に書かれている人物に財産を無償で譲ることを言います。
相続のように法律で定められた相続人以外でも、財産を無償で譲ることが可能です。
相続と遺贈の違い
相続税額
遺贈の場合、被相続人の一身等の血族以外と子の代襲相続人である孫以外だと相続税だけではなく、相続税額2割の税額が加算されます。
■不動産登記と登録免許税の課税
相続された場合、相続人は単独で所有権移転の登記申請が可能です。
しかし遺贈の場合は、相続人全員と一緒で所有権移転の登記申請をおこなう必要があります。
時間がかかるのはもちろん、場合によっては他の相続人から協力を得られない可能性もあるので注意が必要です。
▼まとめ
相続と遺贈はどちらも財産を譲る意味ですが、さまざまな差があります。
遺言相続人に財産を引き継ぐ場合は「相続」と記載し、相続人以外に引き継ぐ場合は「遺贈」と書くようにしましょう。
高知市の『行政書士北濵直樹事務所』では相続に関するご相談を承っており、複雑なケースでもスピーディーに解決することが可能です。
相続でお困りのことがあれば、ぜひお問い合わせしてみてください。

NEW

  • ブログ始めます

    query_builder 2023/03/13
  • 法定相続人の範囲はどこまでなの?

    query_builder 2025/01/01
  • 法定相続情報証明制度の手続きの流れとは?

    query_builder 2024/12/03
  • 法定相続情報証明制度の必要書類とは?

    query_builder 2024/11/05
  • 法定相続情報証明制度とはどのような制度?

    query_builder 2024/10/03

CATEGORY

ARCHIVE