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遺言執行者の権限とは?

query_builder 2023/03/17
コラム
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遺言執行者とは、遺言の内容を実行するために指名された人のことです。
遺言執行者に指名されると、相続の手続きや財産の管理などを行う権利が与えられます。
しかし、具体的にどのようなことができるのか知らないという方も多いでしょう。
そこで今回は、遺言執行者の権限について解説します。
遺言執行者の権限
遺言執行者に任命されると、以下のような権限を与えられます。
遺産分割
・財産管理
・遺贈
・寄付
遺言書の検認
相続による名義変更手続き
相続人の廃除
・預貯金の払い戻し
・子どもの認知
遺言執行者にしかできないこともあるため、トラブルを防ぐためには遺言執行者を選任しておくことが大切です。
遺言執行者を指名するメリット
相続人に負担がかからない
親族が亡くなると、相続人は葬儀の準備や各種手続きなどで忙しくなります。
遺言執行者を選任すると必要な手続きを行ってくれるため、相続人の負担が少なくなるでしょう。
遺言内容が実行されやすい
遺言執行者がいない場合は、相続人が手続きを行わなければ遺言内容が実行されることはありません。
遺言執行者がいる場合は相続人が手続きを行う必要はないため、遺言執行者を選任することで遺言内容が実行されやすくなるのです。
▼まとめ
遺言執行者に任命されると、遺産分割・財産管理・遺贈・寄付などの権限が与えられます。
遺言執行者にしかできない手続きなどもあるため、選任しておくことでトラブルのリスクが抑えられるでしょう。
また、遺言執行者を選任することで相続人の負担が少なくなり、遺言内容が実行されやすくなります。
当事務所では、相続に関するお悩みや各種手続きなどに対応しております。
相続についてわからないことや不安なことがございましたら、気軽にご相談ください。

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